第13回愛眼AGユニオン定期大会
第13回愛眼AGユニオン定期大会
日時:2020年11月6日 13時より
場所:愛眼大阪本店4階
※コロナ禍の中での、開催のため、ゼンセン来賓・SSUA来賓・代議員等の参加も控えて頂いた開催となりました。
■橋本委員長挨拶
組合員の皆様 日々の業務お疲れ様です。
いつも愛眼 AG ユニオンの活動にご理解、ご協力を賜り誠にありがとうございます。定期大会の開催にあたりご挨拶をさせていただきます。
この一年間を振り返りますと昨年同様大きな自然災害に見舞われました。昨年 9 月の台風 15 号が関東を襲い千葉県のゴルフ練習場の支柱が倒れ民家を押しつぶし、7 月の豪雨が九州や本州の各地に大洪水をもたらし尊い命が奪われ、住まいを失う方々が続出しました。
また、経済に目を移しますと昨年 10 月の消費税 10%への増税により国内の景気にブレーキがかかり、1 月に中国・武漢で発生した新型肺炎が世界中に飛び火し、新型コロナウイルスとして感染拡大を引き起こし多数の死亡者・罹患者を出し、今なお世界経済を混乱の渦に巻き込んでいます。
国内におきましてもこのコロナ禍のなか 4 月には政府が緊急事態宣言を発出しました。
この影響を受け我々の職場があるショッピングセンターも営業の自粛を強いられ、休業状態となり収入が途絶えてしまうのでないかという不安にさらされ、営業継続の店舗においても自分がいつ感染するか分からないという恐怖と背中合わせの日々を送っています。
この局面にあたり執行部は、営業自粛中の店舗における組合員の待遇維持や営業継続中の店舗でのウイルス感染予防対策等の協議を会社と続けてまいりました。
組合と会社が一つになり、このコロナ禍の中でいかに組合員の健康と雇用を守り、収入を確保するかという過去に経験をしたことの無い難題に今なお立ち向かっております。
春闘についてのご報告ですが、春闘は毎年 2 月の労使協議会にて「要求書」を会社に提出して、3 月より団体交渉が始まります。
今回の交渉では正社員のベースアップが叶いました。
しかしながら契約社員・パートナー社員においては、昨年 10 月の最低賃金の引き上げによる底上げのみが先行し満足な結果が得られませんでした。
次回以降の団体交渉では「同一労働同一賃金」を基本とし、綿密な要求内容を練るという課題も見えてきました。
今回の交渉での特出すべきことは、バックギア制度に風穴があいたことです。これは組合員の皆様が署名活動にご協力いただいて 983 筆の切実な思いを会社に伝えることが出来た証です。わずかではありますが、組合が一丸となって獲得した成果であることに間違いありません。
最後になりますが、執行委員長として 1 期 2 年という短期ではありましたが、単組のリーダーを経験させていただきこの期間で私の人生の大きな財産を築くことが出来ました。
頼りない私を支えていただいた三役、執行部、代議員の皆様本当にありがとうございました。
また、いろいろな活動に参加、協力いただいた組合員の皆様には深く感謝いたします。
新執行部に期待し、これからの愛眼 AG ユニオンの益々の繁栄と発展を祈念して私の挨拶とさせていただきます。
■活動報告
組合員の皆様、日々の業務お疲れ様です。
日頃より組合活動にご理解、ご協力ありがとうございます。
昨年4月より働き方改革が施行され我々に大きく関与したのは年次有給休暇取得の義務化でありました。休暇を取る方、その間代わりに働いている方の様々な意見も組合として聞かせていただきました。
また今年に入りコロナウイルスにより我々の生活に直接影響を及ぼしました。
組合として雇用確保と賃金確保を軸に会社と何度も協議を重ねてまいりました。今後も組合員の働きやすい環境と生活改善を第一に考え取り組んでまいります。
組合ホームページに活動内容や情報掲載しておりますのでご覧ください。
最後にこの2年間橋本委員長と共に歩んでまいり多くの話し合いの日々でした。
要求がかなった時や問題解決に至った時は大きな安堵感と達成感ありかけがえのない時間を共有することが出来たと思っています。
今年で、橋本委員長は退任となりますが今後も叱咤、また多くの知恵をご教授願います。お疲れ様でした。
■船引新執行委員長挨拶
…基本方針…
愛眼 AG ユニオンは、企業と社員はパートナーとして尊重しあい、一体感のある協力体制をとることが会社の発展と社員の経済的・社会的地位の向上に繋がる基本路線であると考えます。
執行部としては会社との協業や話し合いに重点を置きつつ、今までの活動成果を検証・反省し、組合員の生活の安定向上に繋がる労働条件の整備・改善に努めてまいります。
ユニオンの活動地盤の強化には組合員皆様のご理解、ご支援、積極的な参加が不可欠であり、更に上部団体との連携を密にして当ユニオンの体制強化を進めてまいります。
愛眼 AG ユニオンの規約を遵守し、皆がいきいきと仕事に取組む労働環境をつくり、生活水準向上と幸福追及を成し遂げるため、下記事項を重点課題として活動に取組む方針です。
今年度立ち上げました「専門部」についてもお伝えいたします。専門部は上部団体である専門店ユニオン連合会(SSUA)に倣い組成しました。
その目的は、組合活動を部門分けして組合員に深く組合を理解していただき、メリットのあることを知っていただくためです。
共育広報部、文レク部、福祉共済部の 3 部門でスタートしましたが、検討の結果、共育部、広報部、福祉共済部の三部門とし今後活動を進めてまいります。
…活動方針…
■組織運営の充実
●専門部より組合員への発信力強化
共 育 部 :「組合執行部内の組織力強化」と、「今後の組合活動のため」に、執行部のレベルアップに取り組む
広 報 部 : 地域ごとのオルグ活動を強化し組合員とのコミュニケーションの強化を図り、職場の意見交換や組合活動をより広く理解して頂くための活動に取り組む。
福利共済部 : 執行委員、 代議員が組合で加入できる共済への理解度を深め、組合員に共済の良さを案内できるように取り組む。
●共育部主導の下、これからの組合活動をより活発にすることを目的に、人材育成、特に次世代を担うリーダーの育成を目
指す。また、男女共同参画の推進として女性活躍の場を組合活動により広げ、女性の登用を推し進める。
●執行委員会の定期開催をより活用し、執行部の意思統一、諸問題の共有化と対応に努める。
●地域活動の充実・強化を図る。地域を束ねる執行委員と代議員の下、オルグ活動を実施し活動の裾野を広げる。
■コミュニケーション強化
●広報部主導の下、社内掲示板、組合ホームページや組合Eメール等にて各種情報やイベント告知、活動報告の適時
掲載を行い「組合活動の見える化」を推進する。
●上部団体主催の会議・各種教育研修へ積極的に参加し、他組合との交流を図り情報収集、意見交換を行い組合活性
化に役立てる。
●組合アンケートによる「声」の収集と意見集約を効果的に行い、組合活動に反映させる。
■労働条件の維持・改善
●組合員が高いモチベーションで仕事に取り組み、生産性の向上に結びつくよう、労使協議を継続的に実施し、労使一体となって労働条件の維持・改善を目指す。
●豊かな生活の実現と自己啓発の動機づけのため、有給休暇取得の意義をユニオン内の共通認識へと昇華させる。
■福利厚生の充実と利用の促進
●広報部主導の下、 SSUA会員契約でメリットの大きい保養施設の情報発信と斡旋、 組合員や家族が楽しめるSSUAイベントを案内する。
●福利共済部主導の下、UAゼンセン共済やこくみん共済のマイカー共済、SSUAの収入・自転車・介護各サポート制度など安心保障が充実した各種共済の紹介を行う。
■生産性向上に向けた積極的な取り組み
●意識調査やアンケートの結果を生産性向上活動の一環として会社に提言を行い、労使一体となって改善・改革に向けた取り組みを行う。
●継続的な生産性向上のため、組合員がやる気・働き甲斐を感じ、自ら創意工夫し、意見を出しあえる環境と機会をつくる。